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在職中の転職活動は有利ですか?退職してからとの違いを徹底解説

スーツ姿の若い日本人男性がオフィスで考え込むような表情を浮かべている。背景には都会の高層ビルが広がり、男性の頭上には青とオレンジの疑問符が浮かぶ。「在職中の転職活動は有利ですか?」という問いが画像上部に表示され、転職活動のタイミングについて悩む様子を表現している。

転職活動をする時に、在職中のままするのがいいのか、退職してからするのか、どっちがいいのだろう?と疑問に思う人もいると思います。

採用担当、転職エージェントとして数多くの中途採用に関わってきた経験から、詳しく解説します。

目次

在職中の転職活動が有利

結論から言うと、現在仕事に就いている前提であれば、在職中の転職活動が有利です。

転職を決意したからといって、現職を退職してから転職活動を始めることはおすすめできません。

仕事に就いていない状態で求職活動をしている人を除き、在職中であれば、状況が許す限り退職前に転職先を見つけるのが良いでしょう。

なぜ在職中の方が有利なのか、その理由を説明します。

日本企業は経歴の空白期間(ブランク)を敬遠する傾向がある

一番の理由は、日本の多くの企業が、職務経歴に空白期間(ブランク)がある人を採用することを敬遠する傾向があるためです。

ブランクとは、例えば会社Aを退職してから次の会社Bに入社するまでに、何ヶ月かの空白期間がある状態を指します。

中途採用の条件として、ブランク期間がないことを一つの条件としている企業もあります。

最近は転職が当たり前になり、認識も変わりつつありますが、新卒入社からの終身雇用が前提の時代が長く続いた日本では、特に伝統的な大企業ほど、ブランク期間があると転職に不利になりがちです。

社会に出たら定年まで空白なく働き続けるのが良い、という感覚が根強いため、わずか数ヶ月のブランクであっても、その理由が「勉強のため」「体調不良のため」「一度立ち止まって将来を考えたかった」など、特に問題がなさそうな内容でも不利に働くことがあります。

面接まで進んでうまく説明できれば別ですが、書類選考の段階で不採用となってしまえば、元も子もありません。

転職活動におけるブランクとNG行動は下記の記事も参考にしてください。


在職中で給与・生活の心配がないことは転職活動にプラス

転職をしたい理由は人それぞれだと思いますが、今より悪い条件や環境の会社に転職したい人はいないでしょう。

退職してから転職活動を始め、すぐに希望条件の会社に転職できれば理想的ですが、転職活動が予想外に長引き、ブランク期間が長くなればなるほど、希望条件の仕事に就ける可能性は低くなっていきます。

これは、ブランク期間がある候補者を敬遠する企業が多いこととも関係していますが、もう一つ大きな理由があります。それは、心理的な余裕が失われていくことです。

「このまま希望条件を崩さずにいたら、いつまでも仕事が見つからないのではないか」「条件を落としてでも、採用してくれる会社に入るべきではないか」と考えるようになる人は少なくありません。

さらに現実的な問題として、給与が入ってこない期間が長くなると生活を圧迫し、将来への不安から条件を妥協して転職先を決めざるを得なくなる可能性も高まります。

その結果、自然と希望条件に対する交渉力を失ってしまいます。

在職中であれば、現職に不満はあっても、当面の給与や生活の安定は確保できます。そのため、じっくりと腰を据えて戦略を立てながら転職活動を進めることができ、時間をかけてでも希望条件に近い転職先を探すことが可能です。

また、ブランク期間も発生しないため、十分なスキルや経験があるにもかかわらず企業に敬遠されるリスクも減り、結果としてより良い転職先に辿り着きやすくなります。

現職に限界を迎えている時は例外

ここまで在職中の転職活動が有利だと説明してきましたが、精神的・肉体的に限界を迎えている場合は例外です。

このまま現職にとどまることで状況がさらに悪化するようであれば、まずは自分の健康や生活を守ることを最優先に考えるべきです。

転職活動が思うように進まず、メンタルが苦しい時の対処法は下記の記事を参考にしてください。

在職中の転職活動で大変なことはスケジュール調整

在職中の転職活動は有利ではありますが、仕事を抱えながら進めるため、労力がかかるのも事実です。

特にスケジュール調整は大きなハードルになります。

1社のみの選考であっても大変ですが、複数社の選考を同時並行で進める人も多く、調整に苦労するケースは珍しくありません。

特に「忙しすぎる現職から抜け出したい」という理由で転職を考えている人ほど、その忙しさが転職活動の妨げになってしまう状況を何度も見てきました。

転職したい気持ちはあっても活動に時間を割けず、結果として転職先が決まらないまま時間だけが過ぎてしまうこともあります。

面接の日程調整をスムーズに進め、早めに選考を通過していかないと、他の候補者に内定を取られてしまう可能性も高くなります。

転職活動の日程調整について下記の記事でも解説しています。


転職への覚悟が必要

忙しくて時間が取れないという事情は理解できますが、転職にはある程度の覚悟が必要です。

現職に過度に配慮するあまり、選考の日程調整が進まない人もいますが、転職活動を始めたということは、現職を離れる決心をある程度固めたということでもあります。

現職の仕事だけに重点を置くのではなく、転職活動にも意識的に時間とエネルギーを割くことが、転職を成功させるためには重要です。

選考の調整が難しければ、仕事の合間を縫って面接を入れる、休みを取るなどの行動力も求められます。

転職活動にかかる期間は長いので早めの行動が大事

転職活動にかかる期間は、一般的に2〜3ヶ月から半年程度と言われています。

転職を意識し始めたら、早め早めの準備を心がけることで、スムーズに転職活動を進めることができます。

転職サイトやLinkedInへのプロフィール登録、職務経歴書のアップデートを済ませておくことで、自分の経歴や成果を整理することにもつながり、転職に求める条件や方向性も明確になりやすくなります。

在職中で、選考のスケジュール調整や面接対策に十分な時間を割くのが難しい場合は、転職エージェントのサポートを受けることで、転職活動の負担を軽減することも可能です。

転職活動中のLinkedInと転職エージェントの活用については下記の記事も参考にしてください。

在職中の転職活動でよくある質問(FAQ)

Q1. 在職中に転職活動をしていることは会社にバレませんか?

基本的にはバレることはほとんどありません。

転職サイトやLinkedInの設定を適切に行い、社内の人間に不用意に話さない限り、情報が漏れるケースは稀です。ただし、同業他社や取引先が多い業界では、プロフィールの公開範囲や応募先の選定には注意が必要です。

Q2. 在職中だと面接の時間が取れません。どうすればいいですか?

平日の早朝・夕方以降、もしくはオンライン面接を活用するのが現実的です。

企業側も在職中の候補者に慣れているため、柔軟に対応してくれるケースは多くあります。どうしても調整が難しい場合は、半休や有給休暇を使う判断も必要になります。

Q3. 退職してから転職活動を始めると、必ず不利になりますか?

必ずしもそうとは限りませんが、日本企業では不利に働くケースが多いのが実情です。

特にブランク期間が長くなるほど、書類選考で不利になる可能性は高まります。やむを得ない事情(体調、家庭の事情など)がある場合は、その説明を論理的にできる準備が重要です。

Q4. 在職中だと転職活動が長期化しませんか?

在職中の方が時間の制約はありますが、条件を妥協せずに進められるため、結果的に納得度の高い転職につながりやすい傾向があります。

短期間で決めることよりも、「焦らず正しい判断ができるか」が重要です。

Q5. 精神的に限界でも、在職中の転職活動を続けるべきですか?

精神的・肉体的に限界を迎えている場合は、無理に在職中にこだわる必要はありません。

転職よりもまず健康を優先すべき状況もあります。その場合は一度立ち止まり、回復してから転職活動を再開する判断も十分に合理的です。

Q6. 在職中の転職活動は転職エージェントを使った方がいいですか?

時間や調整に不安がある場合は、転職エージェントの活用は有効です。

日程調整や企業とのやり取りを代行してもらえるため、在職中でも効率的に転職活動を進めやすくなります。ただし、エージェント任せにしすぎず、自分の軸を持つことも大切です。

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この記事を書いた人

FreeQuestで記事を書いている海です。
元外資系の採用担当の経験を活かし、転職、外資系キャリア、日本で働きたい外国の方向けに、実践的でわかりやすい情報を発信しています。

Hi, I’m Umi, a writer at FreeQuest.
Drawing on my experience as a former recruiter in the foreign corporate sector, I share practical advice on job hunting, careers at global companies, and how to navigate the Japanese job market. My goal is to make the process clearer and more approachable for international professionals looking to work in Japan.

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