「転職先って、どうやって見つければいいんだろう?」
僕自身は、独立前に4回転職を経験しましたが、実はすべてスカウト経由でした。
今では、周囲にも「スカウトで転職」する人がどんどん増えています。
本記事では、スカウト転職のリアルな体験談と、スカウトを活かす方法を具体的にお伝えします。
4回の転職すべてがスカウト経由だった
最初の2回は、転職サイト経由で自分から複数の企業に応募もしていました。
特に1回目の転職ではかなり苦戦し、多くの企業に応募しても書類落ちや面接での不採用が続き、心が折れかけていました。
そんなとき、ある転職エージェント(人材紹介会社)から届いたスカウトメールが転機になりました。
これをきっかけに、それまでの苦戦が嘘のようにスムーズに進み、納得のいく転職先が決まりました。
2回目の転職も、最初はエージェント経由で数社紹介を受けたものの、最終的にはスカウトを通じて知り合ったそのエージェントの社長と意気投合し、そのエージェントへと入社を決めました。
3回目と4回目は外資系企業への転職で、年収面でも希望通りの条件でスムーズに決まり、大満足の結果となりました。
スカウトを受けるには「職務経歴のアップデート」が最重要
スカウト転職を実現するために重要なのは、職務経歴のこまめな更新と、複数の転職サイトやSNSへの登録です。
ちょっと手間に思えるかもしれませんが、最初にプロフィールをしっかり整えておけば、あとはスカウトを待つだけになります。
転職は昔よりもずっと簡単になっている
1回目と2回目の転職では、転職サイトにしっかり登録し、職務経歴も詳細に記載していました。
一方で、3回目と4回目の転職では転職サイトすら使っていません。
使ったのは LinkedIn(リンクトイン)というビジネス用SNSのみ。
そこに略歴を載せておいただけで、自然と企業からスカウトが届きました。
LinkedIn活用のコツ
LinkedInは転職サイトと違い、職務経歴を数ページに渡って詳しく書く必要はありません。
要点をおさえた簡潔な内容で大丈夫です:
• 各職歴の期間
• ポジション・役職名
• ポジションごとに3〜4行程度の業務内容
また、実名登録が基本なので、日本ではやや抵抗感を持つ人もいますが、
仕事上のネットワーク作りと割り切って、会社名や役職なども正直に記載することが大切です。
英語で登録するのが世界への第一歩
LinkedInは英語が苦手な人でも、英語で登録することをおすすめします。
なぜなら、海外のリクルーターや、国内在住の外資系リクルーターからもスカウトが届くようになるからです。
英語が完璧である必要はありません。
略歴だけでも英語で記載しておけば、世界中のチャンスがあなたに届くようになります。
スカウトを「待つ」という選択
スカウト転職の良いところは、転職を急いでいない人でも始められるという点です。
スカウトが届いたときにリクルーターと話をして、興味があれば応募すればいい。それだけでも充分です。
僕自身も、実際にLinkedIn経由で転職した経験がありますし、
現在の仕事である中途採用業務でも、候補者探しにLinkedInを積極的に使っています。
友人にも、転職サイトに登録せずにLinkedInだけで毎回転職している人が何人もいます。
今は企業のリクルーター自身が直接スカウトを行う「ダイレクトリクルーティング」も主流になってきており、
人手不足・売り手市場の流れも相まって、「自分で探さなくても転職できる時代」になっています。
最後に:スカウトを活かすためのマインドセット
転職活動において、重要なのはフットワークの軽さです。
最初のうちは、できるだけ多くのリクルーターと接点を持ちましょう。
たとえ今すぐ転職を考えていなくても、そのつながりが将来の選択肢を広げてくれるかもしれません。
そして、プロフィールのこまめなアップデートも忘れずに。
職務内容が変わったら、30分〜1時間ほどでいいので、最新の内容に更新しておく。
ただそれだけで、転職はぐっとラクになります。

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