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スカウトに迷ったら読んでほしい|転職を気軽に考えるべき3つの理由

オープンでフレンドリーな雰囲気なビジネスパーソン

転職は特別なことではなく、もっと気軽に取り組んで良いものです。

外資系や海外での採用に携わってきた実体験をもとに、チャンスを逃さない「オープンな転職姿勢」の重要性についてお伝えします。

転職活動に対する日本人特有の“心理的なブレーキ”を取り払いたい方は、ぜひ読んでみてください。

目次

転職に対する日本人と海外の感覚の違い


日本人は転職に慎重すぎる?

日本でも以前と比べて転職は一般的になってきましたが、いまだに転職に対する心理的・社会的なハードルが高いのも事実です。

私は国内の外資系企業の採用だけでなく、海外での採用経験もありますが、企業のリクルーターやヘッドハンターからのコンタクトに対してオープンで、警戒心が薄いのは圧倒的に外国の人たちです。

外資系企業の社内リクルーターや、外資をクライアントとするヘッドハンターとしてさまざまな国籍の人材と関わってきましたが、日本国内の中途採用における“動きの鈍さ”は、共通の課題として認識されています

たとえば、私が外資系企業の社内リクルーターだった頃、アメリカ人の上司から「もっと競合他社の人材に電話で直接アプローチ(いわゆるコールドコール)して採用を進めろ」とよく言われました。

しかし、日本国内でそれをやると強い拒否反応にあうことが少なくありません。

まず大抵、不審がられます。「どこで電話番号を知ったのか?」「どうやって個人情報を入手したのか?」と訝しまれるケースがほとんどです。

これは会社のメールアドレス宛に連絡しても、電話ほどではないものの、似たような反応が返ってくることがあります。

エージェントやリクルーターから届いたスカウトメールに対して「怪しいかも…」と感じる方は多いはず。そんな時は、以下の記事で紹介している見極めポイントを参考にしてみてください。

👉 スカウトメールって全部信用していい?転職エージェント・企業リクルーター両方の視点から見極め方を解説


海外では「もっと気軽に話を聞く」文化

一方で、私が海外案件の採用に関わったときには、電話やメールでの突然のコンタクトに対しても、驚くほどスムーズに受け入れてもらえることが多いです。

良い案件であれば積極的に話を聞きたいと言われ、すぐに職務経歴書を送ってもらえるようなケースも珍しくありません。

「どこで情報を入手したの?」と聞かれても、「共通のネットワークから」「知り合いからの推薦です」と答えれば、それ以上詮索されることはありません。

つまり、それだけ転職が一般的であり、より良い条件や収入を求めて動く人が多いということです。

なぜオープンな姿勢がチャンスを呼び込むのか

自分の現状を客観的に知り、市場価値を常に把握しておくことは、新しいチャンスが訪れたときに、その良し悪しを見極めるうえでも非常に重要です。


現状を是認すると企業も変わらない

国ごとに文化や習慣が異なるため、どちらが良い・悪いではありませんが、ここ数十年、日本だけ給料が上がらず、他国に追い抜かれている背景には、転職に対するこの“動かなさ”や“安定志向”が影響しているとも感じています。

現状に不満を持ちながらも転職しないというのは、結果的に現状を受け入れているのと同じです。

経営側からすれば「不満を言っても辞めないならこのままでいい」と考えるのは自然なことでしょう。

でも、世の中に“より良い条件を求めて積極的に動く人材”が増えれば、企業側も優秀な人材を確保するために、報酬や待遇を改善せざるを得なくなるのです。

エージェントやリクルーターとの付き合い方

信頼できるエージェントや採用担当者(リクルーター)がいれば、より良いキャリアを築くうえで心強い存在になります。


気軽に転職エージェントや企業のリクルーターと付き合う

転職エージェントや企業のリクルーターから連絡が来た場合、必要以上に警戒せず、気軽にやり取りしてみるのがおすすめです。

エージェントと気軽に付き合うと言っても、質の悪い担当者に振り回されるのはNG。こちらの記事では「避けるべき転職エージェント」の特徴を紹介しています。
👉 こんな転職エージェントはやめておけ【3つの見極めポイント】

信頼できないと感じれば付き合わなければいいだけのこと。気軽にスタートして、途中で関係を切るのも自由です。

まずは、話だけ聞いてみる。どんな求人があるのか教えてもらう。

「迷ったらまずは話だけでも聞いてみてください!いきなり転職する必要なんてありません」

そんなフラットな付き合い方でも十分だと思います。

最近はオンライン面談も一般的になったことで、物理的なハードルはぐっと下がっています。一度顔合わせさえ済めば、あとは電話やメールで十分にやり取りが可能です。

常にオープンな姿勢でいることで、良いポジションや予想外のチャンスに出会える可能性は確実に高まります

まとめ:気軽な転職姿勢がもたらすメリット

  • 思わぬ好条件のポジションに出会える
  • 他社の給与水準や待遇を知ることができる
  • 市場での自分の価値を知るきっかけになる
  • キャリアの可能性を広げることができる

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これまでの経験をもとに「初めての転職」と「外資系への挑戦」という2つのテーマでまとめました。

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