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未経験から外資系に転職する方法|実体験ベースの成功ガイド

未経験から外資系企業へ転職をしたいビジネスパーソン

「未経験でも外資系に転職できるのか?」

そんな疑問を持っている人は少なくありません。結論から言えば、十分に可能です。

外資系企業は即戦力採用が基本ですが、応募するポジションと何らかの関連性が認められれば、未経験からでも十分にチャレンジ可能です。

実際、私自身も人材紹介会社(転職エージェント)から、企業内の採用経験ゼロの状態で、外資系IT企業のリクルーター職へキャリアチェンジしました。

この記事では、私の実体験をベースに、未経験から外資に転職するための具体的な方法と成功のコツを解説します。

目次

未経験から外資に転職は可能か?

外資系企業は基本的に即戦力採用が前提ですが、必ずしも「その職種の100%の経験」が必要というわけではありません。

大事なのは、応募するポジションと何らかの関連性が認められるかどうか。

たとえば私のケースでは、企業内の採用担当としての経験はゼロでしたが、エージェントとして企業の採用活動をサポートしてきた経験が評価され、外資系IT企業の採用担当に転職することができました。

外資の採用基準は、日系企業と大きく異なります。

  • 年功序列なし
  • 潜在能力よりも「今できること」重視
  • 曖昧な評価基準は少ない

つまり、「本当にその仕事ができるか」だけが問われます。

未経験であっても、職種の本質的なスキルが備わっていれば十分にチャンスはあります。

「外資に向いてる人ってどんなタイプ?」という方は、こちらの記事もぜひ参考に。

👉 外資系企業に向いている人の特徴|入社後に活躍できる4タイプとは?

未経験でも採用されやすい職種と業界

実際、未経験からでもチャレンジしやすい外資の職種は存在します。

✔️ IT・SaaS系のカスタマーサクセス・サポート

  • 日本国内でも需要が急増中
  • カスタマー対応、問題解決、クライアントサポート経験があれば強い

✔️ セールス(法人営業)

  • 商材理解+クライアントへの提案スキル
  • 特にソフトウェアやIT関連は日本市場で人材不足

✔️ 採用・人事・リクルーター

  • 私の例のように、エージェント経験→企業内の採用担当へ
  • 採用実務そのものより、「候補者とのコミュニケーション」「ポジション理解」が重要視される

✔️ マーケティング・アナリスト・オペレーション

  • データ管理、SNS運用、プロジェクト推進など
  • 日本企業よりも「職域」がはっきりしているので、関連業務があれば可能

✔️ アシスタント・バックオフィス

  • 部署アシスタント、オペレーションサポート
  • 英語力と正確性があれば未経験でも採用されるケース多数

未経験で外資を目指す人がやりがちな間違い

❌ とりあえず応募しまくる

→ 書類は通らない+エージェントからの信頼も失うリスク

❌ 英語力の過大評価・過小評価

→ TOEICだけで判断しすぎる / 逆に「英語が不安だから無理」と諦めるのも間違い

英語力が不安な方はこちらの記事も参考になります。

👉 英語ができないと外資系で働けない?実はチャンスがある理由とは

❌ 職務経歴書が日本式のまま

→ 外資は「成果ベース」「ロジカルな構成」が前提

→ ダラダラと職務内容を並べても評価されない

❌ 自己分析不足

→ 「なぜ外資なのか」「なぜそのポジションなのか」を語れないまま面接に挑むケースが非常に多い

未経験→外資に転職する具体的なステップ

Step 1:英文レジュメを準備する

外資系企業の選考では、英文レジュメが必須です。

日本語の職務経歴書が求められる場合もありますが、英文レジュメがなければスタートラインにすら立てません。


Step 2:外資系特化の転職サイトに登録する

外資系企業の求人は、一般的な求人サイトよりも、LinkedIn、Daijob、キャリアクロスなどの外資・バイリンガル向け転職サイト・SNSに多く掲載されています。

まずはこれらのサイトに登録し、プロフィールを整えましょう。英文のプロフィールも必須です。


Step 3:スカウトを受ける+自分からも積極的に動く

外資系企業は、LinkedIn経由のダイレクトスカウトが非常に活発です。

ただスカウトを待つだけでなく、自分からも積極的に企業の採用担当者や外資系エージェントにアプローチするのが大切。


Step 4:外資系案件を扱うエージェントと積極的に面談する

ここが非常に重要なポイントです。

日本の大手総合エージェントよりも、外資系に強い専門エージェントを積極的に活用しましょう。

面談の際には、「外資に転職したい」という強い意志を必ず明確に伝えること。

→ 私自身も、「企業内の採用担当経験はないが、エージェントとして企業の採用支援をしてきた」という経験を強みとして積極的にアピールしました。

外資系企業は即戦力採用が基本ですが、職種や業務に関連性があれば十分に採用対象になります。

→ 私のケースでは、企業側の人事や採用担当の経験はなかったものの、エージェントとしてクライアント企業の採用プロセスを深く理解し、採用支援を行っていた経験が評価されました。

さらに、外資系求人を扱うエージェントには外国人のリクルーターも多く在籍しています。

物おじせずに、英語でのコミュニケーションに慣れるためにも、ぜひ積極的に面談をしましょう。

この経験は、後の本番の英語面接でも必ず役に立ちます。


Step 5:面接対策と職務経歴書のブラッシュアップ

外資系の面接では、日系企業よりも具体的な成果の説明力が強く求められます。

単に「頑張りました」ではなく、「どんな課題に対して、どんなアクションを取り、どんな結果を出したか」をロジカルに語れるように準備しましょう。


🔥 【ポイント】

私自身も、「企業内の採用経験はないけれど、採用支援の実務は十分にやってきた」ということをしっかり言語化して伝えたことで、未経験の壁は問題になりませんでした。

外資は、「その職種に直接100%の経験があるか」ではなく、「その仕事ができるだけのスキル・経験があるか」を見ています。

だからこそ、未経験でも十分にチャレンジする価値があります。

成功する人の共通点とマインドセット

  • 自分の経験の“本質的な価値”を理解している→ 「この経験は採用の実務には直結しないかもしれないけど、こういう形で応用できる」と言語化できる
  • 他責にしない。環境のせいにしない。→ 「未経験だから無理」ではなく、「どうすれば可能か」を考えられる
  • 能動的に動く力がある→ LinkedIn活用、エージェント面談、ダイレクトアプローチなど、待つだけではない行動力
  • 言語の壁を“仕事の壁”にしない→ 完璧な英語は不要。伝える力と、仕事で必要な範囲の英語にしっかりフォーカスできる

まとめ

未経験でも外資に転職できる理由は、「その仕事ができるか」が何より重視されるから。

完璧な経験がなくても、関連性があれば外資では十分に採用される可能性があります。

私自身もそうやってキャリアチェンジを実現しました。

チャレンジする価値は、間違いなくあります

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この記事を書いた人

FreeQuestで記事を書いている海です。
元外資系の採用担当の経験を活かし、転職、外資系キャリア、日本で働きたい外国の方向けに、実践的でわかりやすい情報を発信しています。

Hi, I’m Umi, a writer at FreeQuest.
Drawing on my experience as a former recruiter in the foreign corporate sector, I share practical advice on job hunting, careers at global companies, and how to navigate the Japanese job market. My goal is to make the process clearer and more approachable for international professionals looking to work in Japan.

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