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8月のロンドン旅行記|歩いて感じた世界都市の多様性と食文化

飛行機に乗る前から胸が高鳴っていました。8月に訪れた3回目のロンドン。

観光名所を巡ることよりも、街を歩きながら文化や食を味わい、そして東京との違いを肌で感じることが目的でした。

やはり、「ロンドンは世界都市だ」と改めて思わせてくれる発見がたくさんありました。

今回は転職や仕事の話題から少し離れて、趣味寄りの旅行記です。気楽に読んでもらえたら嬉しいです。

目次

3回目のロンドンで改めて思ったこと

8月にロンドンに行ってきました。今回で3回目です。

ロンドンは行くたびに「やっぱりすごい街だな」と思います。

東京も大都会ですが、ロンドンはまた違うレベルでの「世界都市」。国際性、外国人の割合、人種の多様性、文化の発信力は東京とは桁違いです。

世界的な政治・金融の中心ということもあり、街を歩くだけで「ロンドンはニューヨークと並ぶ世界の拠点だ」と実感します。

初めてのヒースロー、そして高いタクシー代

これまで2回のロンドンはパリからユーロスターで入国していたのですが、今回は初めて飛行機で直接ロンドンへ。

つまり、初めてヒースロー空港に降り立ったわけです。世界的に有名な空港なので、到着した瞬間はちょっと感動しました。

ただ、フライト遅延の影響で到着は夜11時過ぎ。疲労も限界だったので、地下鉄ではなくタクシー(ブラックキャブ)でホテルのあるマリルボンへ。

約1時間で料金は2万円ほど。初日にして「やっぱりロンドンの物価は高いな…」と痛感しました。

今回は仕事ではなく完全にプライベート。1日だけ知人と食事の予定を入れただけで、あとは自由に8泊を楽しむ旅行です。

歩くだけで感じる多様性と東京との違い

今回は予定を詰め込みすぎず、街歩きと食事を中心に過ごしました。

ロンドンを歩くと、まず感じるのは移民の多さ。人口の半分近くが外国人と言われ、さらに世界中から集まる観光客も加わるので、街全体が驚くほど多様です。

東京でも近年は外国人居住者や観光客が急増し、街中で外国人を見るのは当たり前になりました。

ただ、ロンドンは数・割合だけでなく人種の幅も違います。中東系、アフリカ系、東欧系など、東京ではまだ少数派の人々が普通に暮らしていて、その多様性は圧倒的。

まさに「ニューヨークと並ぶ世界都市」を体感でき、街を歩いているだけでワクワクしました。

ロンドンで食べ歩くという楽しみ

僕の中でのロンドンの食事の楽しみと言えば、世界中から移民が集まるロンドンだからこそ味わえる各国料理です。

特に食べたかったのが中東・レバノン料理で、滞在中はランチとディナーを合わせて4回も食べてしまいました。

また、ロンドンには大きなインド人コミュニティーがあり、多くのインド人が暮らしています。そうなると当然、美味しいインド料理に出会えるわけです。

以前、日本在住のイギリス人から「イギリスで食べるインド料理は日本で食べるものよりも美味しい」と聞いたことがあり、いつか本場で試してみたいと思っていたので、今回ようやく行くことができました。

訪れたのは、ロンドンに複数店舗を展開する有名店 Dishoom。今回はCarnaby店で、有名デパート「Liberty」のすぐ近くにあります。

ロンドン インド料理 Dishoom Carnaby店

この店は予約必須で、僕は日本から事前に予約しました。出発の10日ほど前に確認したのですが、8泊の滞在中でディナーの予約が取れる枠はたった1つしか残っていませんでした。

予約なしの場合はかなり並ぶことになります。ちょうど夏の観光シーズンだったこともあってか、店内は地元客だけでなく観光客らしい人も多く、かなり混雑していました。

肝心の味ですが、とても美味しかったです。ただし、東京の優れたインド料理店と比べて圧倒的に美味しい、というわけではなく、料理によって「これは絶品!」と思うものもあれば、「少しイマイチかな」と感じるものもありました。完全に個人の好みの問題です。

ただ、レストランの雰囲気は素晴らしく、店員もお客さんも国際色豊か。そうした多様性が店内独特の活気につながっていて、とても楽しい食事の時間を過ごせました。

同じカレー系統ではスリランカレストランHoppersも印象的でした。東京でもスリランカ料理は食べたことはありますが、お酒を飲みながらゆっくり堪能したのは今回が初めて。インド料理より全体的にさっぱりとした味わいで、気づけばかなりの量を食べてしまいました。

さらに、ノッティングヒルでは現地の友人に案内されてギリシャ料理店Maziにも行きました。店内の雰囲気はとても良く、料理も美味しかったのですが、とにかく値段が高い。これはロンドン全般に言えることで、日本と比べると外食費は非常に高額です。

ロンドン ギリシャ料理店 Mazi

円安の影響も大きく、僕が訪れた頃は1ポンド=200円前後。日本と同じような料理を注文しても値段は倍以上になり、会計のたびに「やっぱり高いな」とため息が出ました。

食費を抑えるなら、スーパーやテイクアウトを利用するのも一つの方法です。さらにロンドンには多くのフードマーケットがあり、これもおすすめ。

マーケットでは日本でいう「お弁当」のような食事を8〜10ポンド程度で購入でき、量も多くお腹いっぱいになります。現地の雰囲気を楽しみつつ、食費も抑えられるのが魅力です。

今回の滞在で一番美味しかったのもフードマーケットで食べた料理でした。テムズ川を南に渡ったロイヤルフェスティバルホール近くにある Southbank Centre Food Market

ここには数十の屋台が並び、前回訪れた際にはアフリカ料理を食べて感動したので、今回も足を運びました。前と同じ屋台はなかったものの、アフガニスタン料理の店を見つけ、僕はアフガン・ラムライスを、友人はアフガン・チキンライスを注文してシェア。どちらも絶品で、家の近所にあれば週に数回は通いたいと思わせる味でした。

ロックの聖地を訪ねて

今回は少し音楽好きらしい旅も。

  • ビートルズの屋上ライブが行われたSavile Row
ロンドン ビートルズ サヴィル・ロウ
  • ジョン・レノンとオノ・ヨーコが住んでいたマリルボンの家
ロンドン ジョンレノンとオノヨーコが住んでいた家
ジョンレノンとオノヨーコが住んでた家

ただ、カムデンタウンは少し期待外れ。もう少しロックやヒッピーっぽい雰囲気が街全体にあると考えていたのですが、実際に訪れてみると土産物屋のような店が並び、天気も悪かったせいか、あまり心に響きませんでした。それでも「ここにあの音楽の歴史があったのか」と思うと、立ち止まってしまう場所があるのがロンドンです。

ロンドンは何度でも行きたい街

3回目のロンドン。それでもまだ全てを回りきれたわけではありません。

美術館や博物館は大半が無料で、誰もがアートに触れられる環境。ストリートアートやグラフィティにも寛容で、街そのものが「生きた文化財」のようです。

世界中の人が集まり、それぞれが当たり前に混ざり合って暮らす都市。そこにいると、なぜか自然と解放感が湧いてきます。

都市の中にいながら「世界は広い」と教えてくれる街─それが僕にとってのロンドンです。

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この記事を書いた人

FreeQuestで記事を書いている海です。
元外資系の採用担当の経験を活かし、転職、外資系キャリア、日本で働きたい外国の方向けに、実践的でわかりやすい情報を発信しています。

Hi, I’m Umi, a writer at FreeQuest.
Drawing on my experience as a former recruiter in the foreign corporate sector, I share practical advice on job hunting, careers at global companies, and how to navigate the Japanese job market. My goal is to make the process clearer and more approachable for international professionals looking to work in Japan.

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